「富山の窓」6月20日の会は特別版でした。
標高2,450メートルの立山室堂からのオンライン中継!
そもそも「富山の窓」とは何か?
これは富山県の魅力を発信するアンテナショップ「日本橋とやま館」さんが行っている食の企画です。
館内にある食事処「富山はま作」さんを会場に、だいたい月に1度のペースで実施されています。
富山の魅力ある食材を使った料理といっしょに、富山をたっぷり体感していただきたい!
ということで、現地からのオンライン中継があるのです。
その現地リポートを担当させていただいているのが私、金岡紀子というわけです。
持ち時間は30分ほど。テレビの中継ですと、ニュース番組で3分程度、
地方局のニュース枠でも5〜7分程度かな、と思いますので、
30分間というのは長尺のように感じられましたが、やってみるとあっという間。
中継、つまりLiveというのは鮮魚と同じでとれたての勢いがあります。
”今”を共有できるところに臨場感があって私はLive中継がとても好きです。
「富山の窓」はスマホを使ったオンライン中継なのですが、
スマホの魅力は、やっぱりとても手軽なこと。
長いケーブルや重たい機材がいらない。
最低限スマホと電波があれば日本全国どこからでも現場の様子を伝えることができます。
放送事故があってはならないテレビ局では、災害などの緊急時を除いては
こうしたフットワークの軽い放送は多用できません。
画面に映っているリポーターは1人でも、外野には大勢のスタッフが中継を支えています。
そんな環境での中継と比べると、スマホはなんとフットワークの軽いこと。
2021年度から「富山の窓」中継を担当させていただいたことで、
スマホでできることの可能性を実感することができました。
もちろん、手軽というのは、手抜きではありません。
日本橋にお集まりいただいたお客様に、最大限楽しんでいただきたいので、
毎回、日本橋とやま館のスタッフの方々と事前の電波チェックなどは行っています。
ただ、文明の利器が発達すればするほどに、伝える方法も多様化することを
この「富山の窓」リポートを通して、大いに感じています。
次回の中継リポートは、7月10日(日)を予定しています!
#日本橋とやま館 #富山の窓 #スマホ中継